【佐々木則夫氏の視点】無策だったベンチ…1対1に固執し組織おざなり

[ 2017年12月17日 08:20 ]

E―1選手権   日本1―4韓国 ( 2017年12月16日    味スタ )

<男子E−1 日本・韓国>肩を落として引き揚げる日本代表                
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 10日間以上練習し、2試合戦った後の総決算の試合にしては内容が悪かった。守備は組織がなく、韓国の攻撃に対してラインを上げたり、前からプレスをかけるなどの変化を付けることもなかった。

 相手の出方を見て4―3―3を4―4―2に変更したり、個々の選手がマッチアップしやすくするなどの方法がある。ベンチの指示もなく、受け身のままだった。攻撃も相手が真ん中を固めているのに策がなく、いい形がなかった。

 デュエルに固執するあまり組織がおざなりになっていたのかもしれない。選手の見極めに重点を置いていたのだろうが積極的なサッカーをしないと選手の特徴も引き出せない。選手はJリーグで質の高いプレーをしている。まとまりを欠くのは選手というよりベンチの責任だしゲームプラン通りに展開できなかったのもベンチの問題だろう。これでは欧州組が入っても急にレベルが上がるのだろうか。せっかくの日韓戦がもったいなかった。(元なでしこジャパン監督)

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