札幌、川崎Ｆ・ＭＦ三好獲り　東京五輪見据え出場機会熱望

今年５月に行われたＵ―２０Ｗ杯・南アフリカ戦に出場したＭＦ三好
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　Ｊ１札幌が川崎ＦのＭＦ三好康児（２０）獲得に乗り出していることが１４日、分かった。期限付き移籍での獲得を目指し交渉は大詰め。近日中にも結論が出る。

　三好は今季１３試合に出場し１得点。１０月８日のルヴァン杯準決勝の第２戦・仙台戦では２得点を決め決勝進出に貢献した。１５年にユースからトップチームに昇格。翌年には１９歳ながらリーグ戦１５試合に出場し、４得点と才能を見せつけた。

　ＦＷの一列下のポジションで最も力を発揮する技巧系レフティー。攻撃的センスにあふれ、切れのあるドリブル突破からのチャンスメークに定評がある。来季から新監督に就任するペトロヴィッチ氏のサッカーとも相性がいいプレースタイル。札幌はまだ主力に定着しきれていない三好を以前からリストアップしており、本人も東京五輪を視野に入れ出場機会を熱望していた。

　すでに浦和ＭＦ駒井、Ｊ２徳島ＦＷ渡、甲府ＧＫ河田の獲得へ乗り出し交渉は最終段階を迎えている。来季へ向け、着実に補強を進めていく。