初瀬　代表デビューへ闘志、土居は緊急招集も「不安も緊張もない」

練習で笑顔を見せる初瀬
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　１２日にＥ―１選手権中国戦に臨む日本代表のＤＦ初瀬亮（２０＝Ｇ大阪）が、代表デビューへ闘志を燃やした。

　今年５月のＵ―２０Ｗ杯韓国大会に出場した経験はあるが、「アンダー世代との違いはある」とベンチ入りした北朝鮮戦の印象を語った。プレースキッカーとしても期待が懸かる右サイドバックは「自分もあのピッチに立ちたい。一番年下で気をつかうこともあるけど、ピッチ上では自分を出していきたい」と中国戦を見据えた。

　また、ＭＦ土居聖真（２５＝鹿島）はチームとの連係へ手応えを見せた。脳振とうと診断されたＭＦ清武弘嗣（２８＝Ｃ大阪）に代わって６日に緊急招集。「なるべく自分の似たタイプの選手と話したり、練習の動きでどういう選手か（色が）出せた」と語り、「コンビネーションが得意でもある。多彩な攻撃パターンを出したい」と意気込んだ。

　６日は鹿島の納会に参加していた北海道からのドタバタ合流。「慣れました。ほぼ全員とコミュニケーションを取りましたし、不安も緊張もない。急きょ（招集）の方が逆にやりやすい。気をつかわなくていい」と冗談を飛ばす余裕も見せていた。