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清水、小林監督と契約解除 後任にポポヴィッチ氏、崔龍洙氏らリストアップ

[ 2017年12月5日 11:02 ]

今季限りで退任することになった清水の小林監督
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 清水は5日、小林伸二監督(57)との契約を解除することが決定したと発表した。

 過去に大分、山形、徳島をJ1に導いた“昇格請負人”の小林監督は、クラブ初のJ2リーグに臨んだ16年に1年でのJ1復帰を託され就任。同年に25勝9分け8敗で2位の成績を残し、J監督史上最多となる4クラブ目のJ1昇格を果たした。

 2年目の今季は1桁順位を目標に掲げたが、相次ぐ負傷者の影響もあり、サッカースタイルが安定せず苦戦。クラブワースト2位タイのリーグ9戦勝ちなし、クラブワーストタイのホーム7連敗、クラブワーストとなる5試合無得点を記録するなど成績不振に陥り、2日の最終節まで残留争いに巻き込まれた。

 クラブは当初、残留すれば続投の方針だったが、8勝10分け16敗の14位に終わった手腕を疑問視する声が上がり、事実上の解任に踏み切った。

 後任にはFC東京などを指揮したオーストリア出身のランコ・ポポヴィッチ氏(50)、磐田などでプレーし、母国・韓国のFCソウルなどを率いた崔龍洙(チェヨンス)氏(44)らがリストアップされている。

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2017年12月5日のニュース