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コロンビア1次L眼中になし “二枚看板”復活に指揮官自信

[ 2017年12月3日 05:30 ]

W杯1次リーグ組み合わせ抽選会 ( 2017年12月1日    モスクワ )

コロンビアのペケルマン監督(左)とセネガル・シセ監督(右)と握手するハリルホジッチ監督(中)
Photo By スポニチ

 抽選後のコロンビアのペケルマン監督には余裕が漂っていた。12年に就任したアルゼンチン人指揮官は、前回大会で大勝した日本について「前回のW杯で対戦し、本田、遠藤、香川、長友、大久保、岡崎らがいた」と具体的な選手名をスラスラと挙げて言及。「経験のある選手がいることは分かっている。ブラジルのときとは別の試合になる」と語った。

 日本のほか、ポーランド、セネガルと同組となったH組について「本命はいない。全てのチームに競争力がある」というのは社交辞令。「今回はファルカオもいる。もっと先まで行けるだろう」というのが本音だ。1次リーグ突破はもちろん、過去最高だった前回大会の8強を超えられるという自信を裏付けるのは、攻撃の“二枚看板”の復活だ。前回大会を左膝じん帯断裂のため欠場したFWファルカオ(モナコ)は、マンチェスターU、チェルシーでの低迷期を乗り越えて全盛期の決定力がよみがえった。昨季公式戦43戦30得点、欧州CLは10戦7ゴールを挙げてモナコの13季ぶり4強入りの原動力となった。

 そして前回大会で日本戦での1得点を含め計6ゴールで得点王に輝いた10番のMFハメス・ロドリゲスも上り調子。控え扱いだったRマドリードから今夏にバイエルンMに移籍し、今季公式戦13試合2得点と出場機会を増やしている。抽選後にツイッターで「夢はスタートした。難しいが、不可能はない」と記し、上位進出へ意気込んだ。

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2017年12月3日のニュース