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GK権田、2年半ぶり代表復帰「感謝の気持ちをパワーに変えて戦う」

[ 2017年11月29日 15:25 ]

 日本サッカー協会は29日、国内組のみで臨む来月開催のE―1選手権(旧東アジア杯)に出場する日本代表メンバーを発表し、GK権田修一(28=鳥栖)が体調不良で代表を辞退した2015年7月以来約2年半ぶりの代表復帰を果たした。

 権田は鳥栖を通じてコメントを発表。「2年半振りに日本代表のユニホームを着れることを大変嬉しく思います。この2年半僕を支えてくれた家族をはじめ皆さんに心から感謝しています。その感謝の気持ちをパワーに変えて日本のために戦います。応援よろしくお願いします」と久々の代表に意気込んだ。

 FC東京の下部組織で育った権田は2007年にFC東京のトップチームへ昇格。09年から定位置を獲得し、守護神として09年ナビスコ杯(現YBCルヴァン杯)、11年天皇杯とタイトル獲得に貢献した。

 だが、15年7月末にオーバートレーニング症候群の診断を受け、コンディション不良のためチームと代表から離脱。翌16年1月に再起を期してオーストリア3部のSVホルンへ期限付き移籍で加入した。移籍直後に右脛骨(けいこつ)骨折の怪我を負ったが、2部に昇格した昨季途中に復帰すると、以降は正GKとして出場。今年1月14日には両者合意のもとFC東京との契約を解除し、ツイッターで「今は何も決まっていない状況で1月末まで欧州で所属クラブを探します」としていたが、FC東京時代の恩師・フィッカデンティ監督率いる鳥栖への完全移籍が2月に発表され、2年ぶりにJリーグ復帰を果たしていた。

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2017年11月29日のニュース