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DF村上佑介が現役引退…史上2人目デビュー戦ハットから9年

[ 2017年11月28日 18:00 ]

村上佑介
Photo By スポニチ

 来季J1へ昇格するJ2長崎は28日、DF村上佑介(33)が今季限りで現役を引退すると発表した。契約満了に伴い、来季の契約を更新しないことが決定したという。

 東京都出身の村上は順天堂大から2008年に柏入り。新潟、J2愛媛を経て昨季からJ2長崎でプレーしていた。柏時代の2008年10月4日に行われた大宮戦(NACK)でリーグ戦初出場初先発。右サイドバックのポジションにも関わらず、前半10分、14分、44分と前半だけでハットトリック達成という離れ業を演じて一躍“時の人”となった。Jデビュー戦でのハットトリック達成は、J初年度の1993年に“神様”ジーコ(鹿島)が達成して以来史上2人目の快挙だった。

 村上はクラブを通じて「この度、契約満了に伴い現役引退を決断しました。V・ファーレン長崎では2年間という短い間でしたが、本当にありがとうございました。現役の最後にJ1昇格をチームメイトにプレゼントしてもらえて最高の形で終えることができました」と挨拶。

 「こんな僕を応援してくださったサポーターのみなさん、本当にありがとうございました!僕は僕なりの大輪の花を咲かせます!」と惜別のメッセージを送った。

 リーグ戦の通算成績はJ1が81試合7得点、J2が95試合5得点。今季はJ2リーグ戦6試合0得点だった。

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2017年11月28日のニュース