名古屋、逆転で決勝進出　1年でのJ１復帰懸け福岡と対戦　千葉は9年ぶり昇格逃す

Ｊ１昇格プレーオフ準決勝   名古屋４―２千葉 （ 2017年11月26日    パロ瑞穂 ）

名古屋・ＦＷシモビッチ
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　来季の昇格ラスト１枠を懸けたＪ１昇格プレーオフ（ＰＯ）は２６日、各地で準決勝２試合が行われ、名古屋（３位）が千葉（６位）に４−２で逆転勝ちし、１２月３日に行われる決勝へ駒を進めた。１年でのＪ１返り咲きを目指し、決勝では東京Ｖ（５位）を１−０で下した福岡と対戦する。

　名古屋にとって今季リーグで２敗し、チームが唯一得点を奪えなかった相手との対決。巧みなポゼッションから押し気味に試合を進めたが、前半アディショナルタイム、ラストプレーで千葉のＦＷラリベイに先制ゴールを許した。

　それでも、後半１６分、ＭＦ田口のゴールで同点に追いつくと、その５分後には相手ＧＫが目測を誤るミスを逃さず、ＦＷシモビッチが無人のゴールに流し込んで逆転。さらに１点差とされた試合終了間際にシモビッチがＰＫを決めてハットトリックを達成。そのまま歓喜の笛を聞いた。

　リーグを７連勝で締め、勢いのまま３年ぶりのＰＯに臨んだ千葉。相性のよい相手に先制したものの、後半に渡した流れを呼び戻せないまま敗退。９年ぶりとなるＪ１復帰はならなかった。