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鹿島、連覇決定持ち越し 柏とドロー、ホーム9連勝でストップ

[ 2017年11月26日 14:52 ]

<鹿島・柏>柏と引き分けに終わって優勝決定は持ち越しとなり、ガックリの鹿島・金崎
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 明治安田生命J1リーグは26日、各地で第33節の8試合が行われ、優勝に王手を懸けていた鹿島はホーム・カシマスタジアムで柏と0―0の引き分けに終わり、2年連続9回目のリーグ優勝は持ち越しとなった。鹿島は勝ち点1を積み上げて71としたが、同66で追う2位川崎Fが2試合を残しているため、この日の優勝決定はなくなった。アジア・チャンピオンズリーグの影響で29日に浦和とアウェー・埼玉で対戦する川崎Fがで引き分け以下に終わった場合、鹿島の優勝が決まる。

 鹿島はこの試合で勝てば、07年のリーグ優勝以来10年ぶりとなる“本拠地優勝”が決まったが、柏の日本代表GK中村の好セーブに阻まれて得点ならず。後半10分過ぎには立て続けにチャンスを迎え、MFレオ・シルバ、遠藤がシュートを放ったが中村が阻止。同14分には右CKからDF昌子がヘッドで合わせたが、クロスバーを叩いた。その後もFWペドロ・ジュニオールを投入して勝利を目指したが最後まで中村の牙城を崩すことはできず、0―0のままタイムアップ。クラブ20冠目の決定を待ち望むサポーターが詰めかけて8季ぶりにチケットは完売したが、大観衆を味方に勝利を手にすることはできなかった。

 12月2日の最終節で、鹿島はアウェーのヤマハで磐田と対戦。川崎Fはホームに大宮を迎える。

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2017年11月26日のニュース