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新潟 J2降格から一夜明け、呂比須監督と神田強化部長のW退任発表

[ 2017年11月19日 16:49 ]

「責任を取る」と辞意を表明した呂比須監督
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 来季のJ2降格が決まった新潟は19日、シーズン途中の5月に就任した呂比須ワグナー監督(48)が今季限りをもって契約満了となり、退任することが決まったと発表した。また、神田勝夫取締役強化部長(51)も今季限りで強化部長を退任することを併せて発表している。

 新潟は前日18日のホーム甲府戦に勝ったものの、来季のJ2降格が決定。J1初昇格を果たした2004年から史上最長の14年間守ってきたJ1から陥落した。呂比須監督は三浦前監督の退任を受けて5月に就任したが、チームを立て直すことができず。降格決定後には辞意を表明していた。

 呂比須監督はクラブを通じて「私に特別な力を与えてくださったコーチングスタッフやチームスタッフ、選手にも感謝をしています。特に私とともに新潟に来て、力を尽くしてくれたサンドロコーチには感謝の気持ちでいっぱいです。大変な時期をともに過ごしてきました。現在より良いものを出そう、向上させようと努力をしてきました。しかし、いい結果を残すことができなかったことは改めて残念であり、申し訳なく思います。この経験を自分の人生に活かしていきたいと思いますし、新潟の皆さんにはクラブの成長につなげてくださればと願ってやみません」とコメントしている。

 2004年4月に就任した神田強化部長は「14年間もの間、皆様のご協力、叱咤激励をいただき、職務を続けることができたことに、大変感謝申し上げます」とした上で「しかしながら一方では、皆様と一緒に夢を思い描いていた、優勝・優勝争いを演じるチームからは、近年ほど遠いこのような順位、結果となったことは、大変申し訳ない気持ち、悔しい気持ちでいっぱいです。私の力不足であり、すべて私の責任と思っております。申し訳ありませんでした」と謝罪している。

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