新潟、初の降格!初昇格から史上最長在籍も…呂比須監督は辞意

[ 2017年11月19日 05:30 ]

明治安田生命J1第32節   新潟1―0甲府 ( 2017年11月18日    デンカS )

初のJ2降格が決まり、サポーターに頭を下げる新潟イレブン
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 J2降格への黄信号がともってから4試合目。驚異の粘りを見せていた新潟が、ついに力尽きた。04年にJ1昇格を果たしてから14年目、ついに最悪の結果を迎えた。

 甲府に勝っても、16位広島、17位大宮のどちらかが勝利した時点で降格が決まる大一番。前半18分にMF山崎のMFホニへのパスがDFエデル・リマの足に当たってオウンゴールとなり、これが決勝点。だが、ロスタイム中に広島が勝ったため、スタジアムの空気を感じ取った選手たちは今季初の2連勝でもうなだれていた。

 シーズン途中の5月20日の札幌戦から指揮を執った呂比須監督は「勝ってもJ1に残すことができずに心から申し訳ない。結果を出すことができず2部に落としてしまって自分が責任を取らないと」と今季限りでの辞意を表明した。

 12年に最終節17位から“奇跡の残留”を果たし、15、16年と残留争いに巻き込まれながらも踏ん張り続けてきた。今季はJ1監督経験のない三浦文丈氏の下、スピーディーなサッカーを目指したが、守備が安定せずに第10節(5月5日)の川崎F戦を最後に辞任。呂比須監督就任後もアグレッシブなサッカーができず、チームワーストとなる16戦未勝利など不振を極めた。

 選手とともにサポーターに向かって頭を下げた中野幸夫社長も「14年間守り続けたJ1の座を来季失うということは社長として申し訳ない気持ちでいっぱい。来季のことは明日以降、チーム力を落とすことなく丁寧な交渉をしていきたい」と1年でJ1復帰を目指すことを約束した。

 ≪FC東京は11年≫04年にJ1初昇格してから14年目にして新潟が初のJ2降格。J2が創設された99年以降、初昇格からのJ1連続在籍年数(10年以上)は

(1)14年 新潟04〜17年(2)11年 FC東京00〜10年(3)10年 大宮05〜14年

 新潟は最長の14年目での降格となった。これで初昇格から降格していないのは鳥栖(12年から来季で7年目)のみに。「今節にも降格決定の可能性あり」となった10月14日のG大阪戦から前節まで○△○と3試合連続で降格回避。同じ状況では過去09年柏の2試合が最長だったが、これを上回る粘りも力尽きた。降格は延べ47チーム目になるが、勝利試合で降格決定となったのは、99年浦和(□1―0広島)、14年大宮(○2―0C大阪)に次ぐ3チーム目(引き分けは5チーム)だ。

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