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札幌 クラブ史上初のハワイキャンプ実施へ チーム力底上げを図る

[ 2017年11月14日 10:51 ]

 コンサドーレ札幌が来春、クラブ史上初のハワイキャンプを実施することが分かった。例年通り来年1月中旬からは沖縄県金武町で第1次、開幕前は熊本で第3次キャンプを張る予定。その沖縄と熊本の間に常夏のハワイ・オアフ島ホノルルで調整を行う。

 12年のグアム以来、実に6年ぶりの海外キャンプとなる。対外試合も検討しており、調整中だが、期間は10日前後で計画。ハワイは過去にも数多くのJクラブや海外クラブがキャンプ地として利用するように施設は充実している。沖縄で基礎体力向上を図り、沖縄より温暖なハワイで状態を一気に上げ、熊本での最終調整へ向かう。

 昨年は沖縄キャンプ中に行われた「DAZNニューイヤー・カップ」沖縄ラウンドに参加し優勝。中国の強豪・江蘇蘇寧や浦和と練習試合も行い、熊本でも多くの練習試合を経験した。それに加え、ハワイでも実戦を積むことでシーズン前に経験値を積むことができる。成熟度を高めると同時に、チーム力底上げを図る狙いがある。

 次節18日の清水戦(アイスタ)に勝てばJ1残留が決まる状況下にいる。確かな目標を持って新キャンプ地に向かうためにも、清水戦で何としても白星を奪う。

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2017年11月14日のニュース