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ハリルJ新ユニ発表!コンセプトは「勝色」伝統色でロシアW杯へ

[ 2017年11月6日 18:00 ]

日本代表の新ユニホームを着用した香川真司
Photo By 提供写真

 サッカー日本代表の公式サプライヤー、アディダス・ジャパンは6日、18年ワールドカップ(W杯)ロシア大会で日本代表が着用する新ユニホームを発表した。今回のコンセプトは、深く濃い藍色を意味する「勝色(かちいろ)」。10日にフランス・リールで行われるブラジルとの親善試合が新ユニホームの“初陣”となる。

 8月31日に行われたアジア最終予選でオーストラリアを下し、6大会連続6度目のW杯出場を決めたバヒド・ハリルホジッチ監督(65)率いる日本代表。W杯本大会で着用する新ユニホームのベースカラーに、深く濃い藍色を意味する「勝色」が起用された。

 戦国武将たちが戦場で身にまとった鎧下と呼ばれる着物に使われる藍染の生地において、最も濃い色とされていた「勝色」。深く濃い藍色を出すためには布を叩きながら染めるため、「叩く=褐(かつ)=勝つ」にかけて、勝利への験担ぎをしていたと言われる。

 縁起のいい日本の伝統色を、W杯を戦う日本代表のユニホームに採用。藍染というジャパンブルーの原点に立ち返り、「勝利」をイメージしたベースカラーとなった。

 また今回のデザインの特徴は、歴史を紡ぐ糸をイメージした「刺し子柄」。18年はW杯初出場を果たした98年のフランス大会から20年という節目の年。これまで日本サッカーの歴史を築いてきた選手、スタッフ、サポーターの思いを紡ぎ、ロシア大会に挑むというメッセージが込められている。

 欧州遠征を控える日本代表は、5日にリール市内で合宿がスタート。10日に行われる親善試合ブラジル戦で新ユニホームお披露目となる。

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