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鹿島 連覇へ大きく前進 2位と勝ち点7差 18日に川崎F●で9度目V

[ 2017年11月5日 16:23 ]

<鹿島・浦和>後半35分、ゴールを決めた鹿島・レアンドロ(左)
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 明治安田生命J1リーグは5日、第32節第1日の1試合がカシマスタジアムで行われ、鹿島が1―0で浦和を下して2連勝。連覇に大きく前進した。変則日程の今節は18日に残り8試合が行われ、2位の川崎Fがホームで行われるG大阪戦に敗れると、鹿島の2年連続9度目となるリーグ優勝が決まる。

 鹿島は後半35分、DF西が右からクロスを上げ、ファーサイドに走り込んだMFレアンドロが右足で合わせてシュート。ボールは相手の日本代表GK西川の両足の間を抜けてゴールに吸い込まれた。その1点を守り切って勝利した鹿島の勝ち点は70に到達。同63の2位・川崎Fとの勝ち点差は試合前の「4」から「7」へと広がった。

 レアンドロのゴールが決まった瞬間、ガッツポーズを見せた大岩剛監督(45)は「試合を通して非常にいい試合ができていたので、レアンドロのゴールはすごくうれしかったですね」と試合を振り返り「1つ1つのディテールのところですごくきちっと自分たちのやりたいことが出来ていたんじゃないかなと思います」と勝因を分析した。

 今季11点目が貴重な決勝点となったレアンドロは「西がコントロールしたところでクロスを上げるだろうという雰囲気を出したので迷わずポストに走って、あとは彼がクロスを上げて来ると信じて冷静に決めることができた」とホッとした様子。「全員で勝ち取った得点で勝利。全員で一生懸命やった成果というのは良かったと思います」と喜んだ。

 試合のない18日にも連覇が決まる。だが、大岩監督は「何回も言っているが、残り2試合、次の試合に向けて、柏戦に向けて準備したいと思います」と川崎Fの結果は気にせず。ホーム最終戦となる次節・26日の柏戦(カシマ)を見据えた。

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