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湘南J2優勝!ホームで決めた3年ぶり2度目 若手鍛え快進撃

[ 2017年10月30日 05:30 ]

明治安田生命J2リーグ・第39節   湘南1―1岡山 ( 2017年10月29日    BMWス )

<湘南・岡山>優勝し、シャーレを掲げ選手やサポータたちと喜ぶ湘南・曹貴裁監督(前列左)
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 明治安田生命J2リーグは29日、各地で第39節の6試合を行い、湘南はホームで岡山に1―1で引き分け、3年ぶり2度目の優勝を決めた。名古屋は群馬に4―2で勝利し、3位に浮上。松本は岐阜に2―1で勝ち、J1昇格プレーオフ圏内の5位に浮上した。

 長期離脱中の高山主将が優勝シャーレを高々と掲げた。チーム一丸でつかんだJ2制覇。菊地副主将は「勝って決めたかったが、最低限のことはできた」と胸を張った。前半44分にジネイのヘッドで先制。終盤は相手の猛攻を受けたが、後半41分の1失点でしのいだ。試合のなかった前日28日に2位以内が確定し、来季J1昇格が決定。過去4度の昇格、J2優勝はいずれも敵地で決めており、初めて本拠で歓喜を迎えた。

 ここ数年はクラブで育てた主力が次々と移籍。今季チームの中心を担った山田、秋野らは期限付き移籍で在籍中の選手で来季の戦力も不透明な部分は多い。それでも若手を鍛えて、何度でも戦う集団をつくり直すのがクラブのスタイル。ビールかけで選手から集中砲火を浴びたチョウ貴裁(キジェ)監督は「厳しいキャラで通している。ああいうことをしたらもっと厳しくされるのにバカですね」と笑った。

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2017年10月30日のニュース