川崎Ｆ痛恨ドロー　劣悪ピッチに苦しみ…後半立て続けに２失点

明治安田生命Ｊ１リーグ・第３１節   川崎Ｆ２―２柏 （ 2017年10月29日    柏 ）

＜川崎Ｆ・柏＞引き分けに終わりガックリの中村（中央）と小林（左から２人目）
Photo By スポニチ

　川崎Ｆは執念のドローも、逆転優勝は厳しくなった。雨による劣悪なピッチ状態でキックオフが３０分遅れ、開始後もボールの転がりが予測不能の“泥んこサッカー”の展開。その中で突進力のある相手のブラジル人３選手に攻め込まれ、後半３、７分に立て続けに失点した。

　だがその後、指揮官が「前に推進力ある選手」と森本、知念、板倉を投入し、展開力のある中村をボランチに下げ何とか追いつき、勝ち点１をもぎ取った。リーグ優勝は極めて厳しい状況となったが「勝ち点３を積み上げていくしかない」と小林。悲願の初タイトルが懸かる１１月４日のルヴァン杯決勝へ「自分たちが歴史を変えるつもりで、フロンターレにタイトルをもたらしたい」と力強く誓った。