浦和　新クラブハウスに槙野「選手同士で過ごす時間が増えました」

増築された浦和の新クラブハウス
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　浦和は２５日、総工費約５億円で増築した新クラブハウスのメディア向け内覧会を実施した。

　「あらゆるものでアジアＮＯ．１になる！」が合言葉。チーム強化を進める上でトレーニング、栄養、休息の３要素を大きな柱とし、建設された。１２年以降、優勝争いを継続するなど成績が安定、また営業収入も１２年度の約５３億円から昨年度は約６６億円と成長したことで増築が実現した。

　テーブル、椅子まで徹底してデザインと機能にこだわった食堂や仮眠室が新設され、トレーニング室は従来の１・７倍となる２２０平方メートル。リラクゼーションルームも同６倍となる１２０平方メートルに拡張される充実ぶり。日本代表ＤＦ槙野は「サッカーの映像を観ながらトレーニングも出来ます。選手同士で過ごす時間が増えました。みんなで時間を共有して、コミュニケーションを高めることも大事ですからね」と話す。

　来月１８、２５日には１０年ぶりの制覇を目指し、アジアチャンピオンズリーグ（ＡＣＬ）の決勝が控える。国内トップクラスとなったクラブハウスをベースにアジアの頂点を狙う。