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Cロナ5度目MVP!メッシとの“2大スター時代”終わらない

[ 2017年10月25日 05:30 ]

トロフィーを手にするC・ロナウド(左)とジダン監督
Photo By AP

 FIFAの16〜17年シーズンの表彰式が23日、ロンドンで行われ、男子最優秀選手にレアル・マドリードの欧州チャンピオンズリーグ2連覇と国内リーグ優勝に貢献したポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(32)が選ばれた。前回に続く5度目の受賞で、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(30=バルセロナ)に並び最多。代表の監督や選手らによる投票で43・16%の支持を集め、2位メッシの19・25%、3位ブラジル代表FWネイマール(25=パリSG)の6・97%に大差をつけた。

 ロンドンでの授賞式。プレゼンターのマラドーナ氏から名前を呼ばれたC・ロナウドは、長男クリスティアーノJr君、妊娠中の恋人ジョージナ・ロドリゲスさんに笑顔でキスした。壇上で「再びこの賞を受賞できてうれしい。投票してくれた人々に感謝したい」と語った。5季連続得点王に輝き欧州CL初の連覇に貢献。国内リーグと合わせてチームを2冠に導いたことが高く評価された。

 「素晴らしい栄誉。最多受賞は大きな誇り。歴史的で、サッカー人生で最も美しい瞬間だ」。公式インタビューで、最多タイとなる5度目受賞の喜びを語った。その後の囲み取材で過去10年にわたってメッシとタイトルを独占してきたことについて「同時期に生まれただけ。彼と争っているわけじゃない」と言及。「ロナウド対メッシは終わり?」と聞かれると「まだ終わっていない。始まったばかりさ」とともに30代となっても衰えを見せない“2大スター”の時代が続くと予言した。

 次の目標について「代表でもクラブでも活躍したい。全てのトロフィーを獲りたい」とポルトガル代表での集大成となる来年のW杯ロシア大会も見据える。「この賞は、7度は獲りたい。ラッキーナンバーだから」と語り自らの代名詞である背番号と同じ回数まで伸ばそうと意気込んだ。

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