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香川、フル出場も不発 ドルト格下にドロー…決勝T進出暗雲

[ 2017年10月19日 05:30 ]

欧州CL1次リーグH組・第3節   ドルトムント1―1アポエル・ニコシア ( 2017年10月17日 )

<ドルトムント・アポエル>相手と競る香川(右)
Photo By AP

 欧州チャンピオンズリーグ(CL)1次リーグは17日、第3節の8試合が行われ、H組でドルトムントの日本代表MF香川真司(28)はアウェーのアポエル・ニコシア(キプロス)戦で今季初のフル出場。得点はなかった。チームは1―1で引き分け、1分け2敗の勝ち点1。同組のもう1試合は、2連覇中のレアル・マドリードがホームでトットナムと1―1で引き分け、ともに勝ち点を7とした。F組のマンチェスター・シティー、G組のベシクタシュ(トルコ)がそれぞれ開幕3連勝を飾った。

 左肩脱臼で出遅れていた香川が今季初の公式戦フル出場を果たしたが、不完全燃焼に終わった。1―1の後半24分、相手陣内をドリブルで駆け上がり右足でミドルシュート。GKの手をかすめたボールはバーに阻まれた。インサイドハーフの位置に入り積極的に攻撃に絡んだが、決定機は少なく格下相手に痛恨のドロー。バー直撃のシュートを「感覚的には悪くなかった。決まればよかったけど」と振り返り「なかなかチャンスをつくれなかった。精度を欠いていた」と反省した。3節を終えて1分け2敗。決勝トーナメント進出に向けて後がなくなった。

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2017年10月19日のニュース