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U―17日本、PK戦でイングランドに苦杯 8強進出ならず

[ 2017年10月18日 01:34 ]

U―17W杯 決勝トーナメント1回戦   日本0―0(PK3―5)イングランド ( 2017年10月17日    コルカタ )

前半、シュートを放つ久保
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 サッカーのU―17(17歳以下)ワールドカップ(W杯)インド大会は17日、決勝トーナメント1回戦が行われ、日本はイングランドと対戦。0―0で突入したPK戦で敗れ、過去の最高成績(1993年、2011年)に並ぶベスト8進出はならなかった。

 前半は終始イングランドペース。ブリュースター(17=リバプール)やフォーデン(17=マンチェスターC)ら今大会3戦で11得点の強力攻撃陣に押し込まれる場面が多々あったが、GK谷晃生(16=G大阪ユース)ら守備陣が奮闘し無失点で切り抜けた。

 前半35分には日本にもチャンスが。MF平川怜(17=FC東京U―18)が右サイドを崩して切り込む。ゴール前にいたFW中村敬斗(17=三菱養和ユース)がシュート。相手DFに当たったこぼれ球にMF上月壮一郎(16=京都U―18)が反応したが、惜しくもゴール左に外れた。

 0―0で迎えた後半。序盤はイングランドに攻め込まれたが、相手に疲れが見え始めた後半20分以降から徐々に日本がボール支配率を高めていく。FW久保建英(16=FC東京U―18)と、中村に代わり途中出場したMF椿直起(17=横浜ユース)にボールが集まり、チャンスが生まれる。だが、好機で得点を決めきれず0―0で後半終了のホイッスル。

 大会規定により延長戦は行われず、前後半90分のあとにPK戦に突入。PK戦は菅原由勢(17=名古屋U―18)、宮代大聖(17=川崎FU―18)が決めたあとに喜田陽(17=C大阪U―18)が失敗。4人目の上月が決めたが、先攻のイングランドが5人成功し勝負が決した。

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