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メッシ、土壇場でハットトリック!アルゼンチン、エース活躍で逆転W杯切符

[ 2017年10月11日 10:24 ]

<エクアドル・アルゼンチン>前半、ゴールを決めたアルゼンチンのメッシ (AP)
Photo By AP

 サッカーの18年W杯ロシア大会の南米予選最終節が10日(日本時間11日)に行われ、前回ブラジル大会準優勝のアルゼンチンはアウェーでエクアドルに3―1で逆転勝ち。勝ち点を28に積み上げて前節の敗退圏6位から3位に浮上して、12大会連続17度目の本大会出場を果たした。エースのFWリオネル・メッシ(30=バルセロナ)がハットトリックを達成してチームをけん引し、70年メキシコ大会以来の予選敗退の危機から救った。

 アルゼンチンは前半開始早々の38秒、相手のロングボールの処理ミスからピンチを招き、エクアドルのイバーラに決められて早々と先制点を献上。敵地で嫌な空気が流れたが、これを一変させたのがメッシだった。同12分、ディマリアとのワンツーでゴール前に抜け出すと、左足で流し込んで同点弾。20分には中盤でボールを受けると再びディマリアからパスを受けてペナルティーエリアに進入し、左足で勝ち越しのゴールを決めた。

 メッシは後半17分には自陣からのボールを受けると、相手4人に囲まれながらも左足でループシュートを決めてハットトリックを達成。W杯予選で“鬼門”だった高地キトで全3得点を挙げる活躍を見せ、チームを勝利へと導いた。

 また、既に1位突破を決めているブラジルはホームでチリに3―0で勝利。南米選手権覇者のチリは勝ち点26から伸ばせず、6位で予選敗退となった。ウルグアイはホームでボリビアに4―2で勝ち、勝ち点31として2位で本大会出場。コロンビアは敵地でペルーと1―1で引き分けて勝ち点27の4位でW杯出場を決めた。勝ち点26で並んだチリを得失点差で上回ったペルーが5位となり、オセアニア1位のニュージーランドとの大陸間プレーオフに進んだ。

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