×

C大阪 劇的ロスタイム弾で初の決勝へ G大阪は4年連続決勝進出ならず

[ 2017年10月8日 16:07 ]

YBCルヴァン杯準決勝第2戦   C大阪2―1G大阪 ( 2017年10月8日    吹田S )

<ルヴァン杯 G大阪・C大阪>決勝点を決めたC大阪・木本(左から4人目)は試合終了にガッツポーズ
Photo By スポニチ

 JリーグのYBCルヴァン杯は8日、準決勝第2戦が行われ、C大阪が劇的なロスタイム弾でクラブ史上初の決勝進出を決めた。一発勝負となる決勝は11月4日に埼玉スタジアムで行われる。

 2―2で引き分けた4日の第1戦(ヤンマー)から中3日での第2戦。勝利か、引き分けなら2点以上が必要となった一戦だった。先制したのは日本代表組の山口、杉本ら主力を欠くアウェーのC大阪だった。前半15分、ペナルティーエリア内でこぼれ球を拾った柿谷が右サイドで粘って左足でシュート。これがゴール左に決まって先制点をもぎ取った。

 G大阪は後半15分、初瀬の右クロスをフリーの泉沢が合わせて追いついた。そのまま1―1で終わればアウェーゴールの差でG大阪の決勝進出が決まるところだったが、5分が掲示されたロスタイムも終わりに近づいた後半50分にドラマが待っていた。右クロスをゴール前で受けた木本が空中戦を制して頭で決め、劇的な決勝ゴール。クラブ初の決勝進出を決めた。土壇場で勝ち越し、敵地でC大阪サポーターの歓喜がわき起こった。12年3月17日のリーグ戦以来、実に5年半ぶりとなる公式戦での大阪ダービー勝利となった。

 G大阪は史上初となる4年連続の決勝進出はならなかった。

続きを表示

この記事のフォト

2017年10月8日のニュース