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J2千葉 暴行容疑で逮捕の熊谷アンドリューに処分 4戦出場停止&1カ月減俸

[ 2017年10月5日 11:19 ]

熊谷アンドリュー
Photo By スポニチ

 J2千葉が5日、9月27日に暴行容疑で逮捕されたMF熊谷アンドリュー(24)に対する処分を発表。同選手を公式戦4試合出場停止、及び減俸40%(1か月)とした。

 クラブの発表によると、熊谷は9月27日未明、東京都内でタクシー乗務員の胸ぐらを掴んだため、暴行容疑で現行犯逮捕された。そのまま勾留され、同28日夕刻、処分保留のまま釈放されたという。

 熊谷はクラブを通じて「このたびは、私の一社会人としての自覚に欠けた軽率な行動により、多くの方に多大なご迷惑をおかけしたことを深くお詫びいたします。今後は二度とこのような事を起こさないのはもちろんのこと、自分自身の取るべき責任と行動を示していきたいと思います。そして、ジェフユナイテッド市原・千葉の一員としてサッカー選手を続けていけるチャンスをいただいたクラブ、スポンサーおよびサポーターの皆さまに対し、感謝の気持ちを伝えられるように真摯にサッカーに取り組みたいと思います。本当に申し訳ございませんでした」とコメントを発表。

 クラブは処分の理由を「釈放後、弊クラブは本人と面談するなどして事実関係の確認を続けてきました。その結果、熊谷選手の行為は社会人としてあるまじきものであり、クラブの信用を大きく損なう行為であると判断しました。そのうえで、相手に怪我が無かったこと、相手との示談が成立していること、本人が今回の事件を深く反省していることなども併せ考え、今回の処分に至りました」と説明。今後に向けた対策については「今後、同様の事象の再発防止に向けた選手、スタッフ教育の徹底など、必要な対策を講じてまいります」とした。

 チームを指揮するフアン・エスナイデル監督は「このような事が起こったこと自体、決して良いことではありません。選手はプロである以上、このような素晴らしいクラブの象徴だと自覚しなければならないですし、このような過ちは決して犯してはなりません。ただアンドリューはとても後悔していますし、とても素直な青年です。そして、二度と同じことをしてはならないということは重々承知しております。今後は感謝の気持ちを忘れずにプロサッカー選手として仕事をしてもらいたいと思います」とコメント。

 クラブの前田英之代表取締役は「弊クラブ所属選手がこのような事態を引き起こしたことを心よりお詫び申し上げます。今年はクラブ一体となってプロフェッショナル意識を植え付けるべく改革に取り組んでおりますが、その道半ばでこのような事象が起きてしまったことはとても残念です。これまで以上に選手・スタッフへの指導を徹底し信頼の回復に努めてまいります。被害者の方、そして、ジェフユナイテッド市原・千葉を支えてくださっておりますファン、サポーター、スポンサー、地域の皆さま、またJリーグを支えてくださるすべての皆さまに、ご迷惑とご心配をおかけいたしましたこと、あらためて深くお詫び申し上げます」と謝罪した。

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2017年10月5日のニュース