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川崎F 8年ぶり決勝進出へ貴重なアウェーゴール2点

[ 2017年10月4日 23:20 ]

ルヴァン杯準決勝第1戦   川崎F2―3仙台 ( 2017年10月4日    ユアスタ )

 川崎Fは仙台に敵地で2―3で敗れはしたものの、09年以来8年ぶりとなるルヴァン杯決勝進出へ向け、貴重なアウェーゴール2点を決めた。

 ケガのFW阿部、MF大島を欠き、日本代表に選出されたDF車屋も不在の中、3バックを採用した前半にまさかの3失点。苦しい状況に追い込まれたが、ハーフタイムに「本当にタイトルを穫りたいのか?これでいいのか」とゲキを飛ばした鬼木監督は後半の頭から4バックに変更。徐々に流れを引き寄せると、27分に中村の左CKからニアで奈良が頭で決めて1点を返し、後半ロスタイムに大卒1年目のFW知念が値千金のプロ初ゴール。家長の左クロスをファーサイドの小林が頭でつなぎ、そのボールを頭で押し込んだ。知念にとって仙台は4月のリーグ戦でプロデビューを飾った思い出の地。「自分のゴールが決勝進出に繋がれば」と話した。

 「ハーフタイム、鬼さん(鬼木監督)が雷落としてくれたんで、チームとしてエンジン入れ直した」と奈良。エースで主将のFW小林は8日のホームでの第2戦へ向け「もう一度全員でタイトル穫るために、何をするべきなのか考えて準備したい」と気を引き締め直していた。

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2017年10月4日のニュース