大宮　６戦勝ちなしで残留厳しく…それでも指揮官「数字上はまだ…」

明治安田生命Ｊ１第２８節第１日   大宮０―０清水 （ 2017年9月30日    ＮＡＣＫ ）

＜大宮・清水＞ドローに終わり、引き揚げる大宮イレブン
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　１７位の大宮は清水とスコアレスドローに終わり、６戦勝ちなし。勝ち点２２から伸ばすことができず、Ｊ１残留が厳しくなってきた。

　ＭＦカウエとＦＷマルセロをスタメンに戻し、終盤はＤＦ菊地を最前線へ上げるパワープレーに出るなど積極的に攻めたが、最後まで無得点。伊藤監督は「０―０ではいけないので菊地を上げたが、その中で何度かチャンスはあったが決めきれなかった」と振り返った。

　Ｊ１残留となる１５位・広島との勝ち点差は残り６試合で「５」。厳しい現実を受け止めながらも伊藤監督は「数字上はまだ（残留の可能性は）残っている」と必死に前を向いた。

　昨季まで在籍した古巣との対戦となったＭＦ大前は「勝ち点３を取らないといけない試合だった。３を取らないと残留に近づかない。セットプレーで取れれば楽になると思ったが、チャンスに決めきれなかった。もったいない」と残念そうだった。