柏木、決死アウェー弾!浦和10年ぶり決勝へ価値あるドロー

[ 2017年9月28日 05:30 ]

ACL準決勝・第1戦   浦和1―1上海上港 ( 2017年9月27日    上海体育場 )

<浦和・上海上港>前半、同点ゴールを決め興梠(右)と喜ぶ柏木
Photo By 共同

 浦和はアウェーで上海上港(中国)と激突。0―1の前半27分、左脚付け根に負傷を抱え強行出場したMF柏木陽介(29)が右足ボレー弾を決め1―1で引き分けた。貴重なアウェーゴールで2007年以来の決勝進出に前進。第2戦は10月18日に埼玉スタジアムで行われる。

 決死のボレー弾が敵地を黙らせた。0―1で迎えた前半27分だ。柏木の右足がうなりをあげる。興梠が体勢を崩しながらも落としたボールを走り込みながら一閃(いっせん)。「無我夢中だった。思い切りというよりも枠に入れようと。それが良かった」。相手サポーターの前で渾身(こんしん)のガッツポーズ。アウェーの地での貴重なゴールとなった。

 左脚付け根の痛みを抱えながらのプレーだった。この日は「(状態は)企業秘密だから言えない」とけむに巻いた。それでも「この試合で無理して(悪化しても)第2戦に戻ってこられれば。それぐらいACLに懸けている」と決死の覚悟でこの一戦に挑んだ。公式戦は4戦ぶりの出場。左足を軸に右足を振り抜き、マン・オブ・ザ・マッチにも輝いた。

 この日、選手バスは開始2時間15分前に会場入り。通常より45分も早かった。3月に上海上港と1次リーグで対戦した際、選手バスが突然、会場入り口で足止めを食らうなど“アウェーの洗礼”を浴びていた。チームは不測の事態にも備え、選手がピッチだけに集中できる環境を整えた。

 前半15分、相手FWフッキのミドル弾を浴び、公式戦は7戦連続で先制点を許すこととなった。だがその後は体を張った守備で猛攻を耐えた。「食らいつき、イラつかせることはできた」と槙野。決勝トーナメント以後、済州、川崎F戦とも第2戦で逆転し勝ち上がってきた。今回は貴重なアウェーゴールを持ち帰り、得意のホームでの戦いを迎える。10年ぶりのファイナル進出へ、限りなく勝利に近いドローとなった。

 ▽浦和のACL決勝進出の行方 準決勝第1戦はアウェーゴールを奪っての1―1ドロー。ホーム(10月18日)の第2戦で浦和は○で文句なし、△の場合でも0―0ならば決勝進出となる。1―1の場合は延長戦(前後半15分=アウェーゴール適用せず)→PK戦で決着をつける。ともに2得点以上の△、●の場合は上海上港が決勝進出。

続きを表示

この記事のフォト

「サッカーコラム」特集記事

「日本代表(侍ブルー)」特集記事

2017年9月28日のニュース