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FC東京 安間監督の下で初練習「9試合後に僕の椅子はないけど、無駄にしちゃいけない期間」

[ 2017年9月12日 16:41 ]

 篠田善之前監督を解任したFC東京は12日、コーチから昇格した安間貴義新監督(48)の下での初練習を行った。

 ミーティングの後に全体練習を敢行。雨天の中、4対4のミニゲームなどで約1時間汗を流した。10位からの巻き返しを図るリーグ戦は残り9試合。安間新監督は「9試合後に僕の椅子は無いけど、ここ9試合は無駄にしちゃいけない期間。(選手には)もう一度顔を上げて、サッカーに対して向き合う時間を持ってほしい」と力を込めた。

 練習前のミーティングは、「一言目」から「戦術的な話」をしたという。早急に改善すべきは、直近の公式戦5試合で14失点という失点数の多さ。「失点が少ないチームはボールの保持率とパスの本数が多い」というデータを引き合いに「そもそも(FC東京には)ボールを持ちたい選手たちがそろっていたはずだし、積極的に行く方が好きな選手がそろっていたはず」と分析。「“失点を減らすために、その(ボールを持つ)時間を持とう”“自分たちのストロングポイントに戻ろう”という話をした」と明かした。

 練習を終えたFW大久保嘉人(35)は「変わったよね、明らかにみんな明るくなったよね」と笑顔を浮かべた。そして「(これまでは)全てがリアクションで動いていた。それを無くして、自分たちから動いて先手を取っていきたい。安間さんはそういうサッカーだと思うから」とアクションサッカーへの変化に期待を寄せていた。

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2017年9月12日のニュース