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FC東京 大金社長が低迷をファンに謝罪「耐え難い悲痛な思いを…」

[ 2017年9月10日 16:19 ]

退任を発表したFC東京・篠田監督と安間新監督(右)
Photo By スポニチ

 監督交代に踏み切ったFC東京は10日、クラブの公式サイトを更新。大金直樹社長(50)の名前で声明を出し、成績不振を謝罪した。

 「ファン・サポーターのみなさまへ」と題する声明の中で大金社長は「公式戦5連敗となり、結果・内容ともにご期待に応えられないことに、ご支援ならびにご声援を賜りましたすべてのファンのみなさまに対しまして、深くお詫びを申し上げます」と謝罪し、篠田善之監督(46)が退任して安間貴義コーチ(48)が暫定的にチームの指揮を執ることを改めて報告。

 「今シーズンはACL出場権の獲得を目標に戦ってまいりましたが、達成することは難しい状況になりました」とリーグ戦上位2チームに与えられる(3位はプレーオフ出場)来年のアジア・チャンピオンズリーグへの出場が厳しくなったことが監督交代の理由であったとし、「また直近の試合では、みなさまには悔しさ以上に耐え難い悲痛な思いをさせてしまい、大変申し訳ございません」と前日9日にホームでC大阪に4失点敗退を喫したことについても謝罪の言葉を重ねた。

 「一事が万事、クラブ全体として危機感や現状打破の想いに弱さがあったということだと思います。ただ今申し上げますことは、あらゆる努力をはらい、残りのシーズンを戦っていく決意です。もう一度、『強く、愛されるチームをめざして』を胸に、みなさまと喜びを分かち合うために強いチーム、強いクラブの再建に努めてまいります」とした大金社長。「リーグ戦ここからの9試合は、新たな気持ちでみなさまの前で戦えるよう力を尽くします。引き続きのご声援をいただけますよう、お願い申し上げます」とファン・サポーターに理解を求めた。

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2017年9月10日のニュース