×

G大阪・長谷川監督と来季契約更新せず「卒業はこのタイミングだと判断」

[ 2017年9月7日 18:21 ]

G大阪・長谷川健太監督
Photo By スポニチ

 G大阪は7日、長谷川健太監督(51)との契約を今シーズンで終了とし、来季の契約を更新しないことを発表した。

 13年に監督就任し、その年にJ2制覇を果たしJ1昇格。翌年にはリーグ、天皇杯、ナビスコ杯(現ルヴァン杯)で優勝し3冠を達成した。15年度の天皇杯も優勝している。後任は現時点で未定としている。

 山内隆司代表取締役社長が公式ホームページで発表したコメントは以下の通り。

 長谷川監督には、ガンバ大阪がJ2に降格した翌年、2013シーズンに就任して頂きました。J1昇格を義務付けられた難しいシーズンでしたが、優勝して一年で復帰することが出来ました。そして、何より復帰した2014シーズンには、後半から驚異的に勝ち星を重ね、J1リーグで優勝を飾るだけでなく、ナビスコカップや天皇杯も優勝し、昇格即3冠という偉業を成し遂げることが出来ました。2015シーズン以降は、アジアの舞台で再び戦いながら、国内でも常に優勝争いにチームを導き、2015シーズンの天皇杯優勝など、素晴らしい指導力を遺憾なく発揮して頂きました。また、2016シーズンのベストヤングプレーヤー賞を受賞し、日本代表にも選出された井手口選手や、U−20ワールドカップ2017で日本代表の中心選手として活躍した堂安選手など、若手選手を積極的に起用し、チーム力の底上げにも大きく貢献していただきました。しかし、クラブとしては、今、新たなステージに向けてステップを踏み出す時と考え、熟考のうえ、長谷川監督からの卒業はこのタイミングだと判断しました。この5シーズンの間、J2に降格して厳しい状況だったガンバ大阪を救い、さらにJ1で4度の優勝へ導いて頂いた長谷川監督には心より感謝申し上げます。今シーズンも全てのタイトルを狙う姿勢に変わりはありません。ファン・サポーターの皆様も残りのシーズン、引き続き熱い応援をいただきますよう、どうぞよろしくお願いいたします。

 長谷川監督のコメントは、本人の希望で出されなかった。

続きを表示

2017年9月7日のニュース