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J2横浜FC 元10番”うっちー”内田智也が現役引退、事業部入り

[ 2017年9月5日 14:48 ]

現役引退を発表した内田智也(34)
Photo By スポニチ

 J2横浜FCは5日、昨季まで在籍していたMF内田智也(34)が現役を引退し、9月5日から横浜FCの事業部員として勤務することになったと発表した。J1昇格に向けてクラブが進める「HAMABLUEプロジェクト」のコミュニケーションマネージャーを務める。

 かつて10番を背負ったこともある内田は、四日市中央工高から2002年に横浜FC入り。クラブ初となるJ1昇格に貢献した。1年で横浜FCがJ2降格になると08年から大宮に移籍し、その後は甲府でもプレー。12年から5年ぶりに横浜FCへ復帰していたが、昨季はJ2リーグ戦5試合1得点にとどまり、昨年11月17日に契約満了に伴い来季の契約を更新しないことがクラブから発表されていた。リーグ戦の通算成績はJ1が79試合4得点、J2が230試合18得点。横浜FC退団後は香港プレミアリーグの「Southern District FC」でプレーしていた。

 身長1メートル66、体重58キロと小柄で温厚な性格もあってチームメートやサポーターから「うっちー」の愛称で親しまれる内田はクラブを通じ、コメントを発表。

 「この度、16年間の現役生活を終えることを決めました。応援していただいていたサポーターのみなさん、本当にありがとうございました。自分の実力以上に長くプレーできたのは、サポーターのみなさんが時に厳しく、時には優しくそしていつもそばで支え続けてくださったからだと思っています。これからは、違う形になりますが横浜FCというクラブに貢献していけたらと思っています。たくさんの方々とまたスタジアムでお会いできるのを楽しみにしています。本当にありがとうございました」と挨拶している。

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2017年9月5日のニュース