イングランド、Ｗ杯出場王手　スロバキアに逆転勝利

イングランド代表のマーカス・ラッシュフォードがシュートを放つ（ＡＰ）
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　Ｗ杯欧州予選が４日、各地で行われ、Ｆ組首位のイングランドはホームでスロバキアに２―１で逆転勝利。勝ち点を２０とし、２位スロバキアとの差を５に広げた。Ｆ組の残り試合は２で、イングランドはＷ杯出場に王手をかけた。

　主役は１９歳のマーカス・ラッシュフォードだった。３分の失点時には、自陣ペナルティエリア近くの位置から不用意なドリブルをして相手にボールを奪われ、スタニスラフ・ロボトカのゴールにつなげてしまった。しかし３７分、右コーナーキックをニアサイドに入れ、エリック・ダイアーの同点ゴールにつなげると、５９分にも自らの足でミドルシュートを決めて逆転勝利に導いた。

　試合後、ラッシュフォードは「大事なゴールだった。チームとして、そして個人としても、立ち上がりはゆっくりスタートしてしまった。しかし、試合を振り出しに戻し、最終的には勝利につなげることができた。チームとして教えられたことを実践し、機能させることが必要だった」とコメントした。