横浜 22歳の新星シノヅカが躍動 指揮官も期待「良い意味で驚きだった」

[ 2017年9月4日 10:30 ]

横浜に新加入したMFイッペイ・シノヅカ
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 J1横浜は3日、平塚市内でJ2湘南と練習試合(30分×3本)を行った。モンバエルツ監督は「普段、リーグ戦であまり出場機会のない選手に時間を与えたかった」と多くの選手をピッチに送り出したが、その中にMFイッペイ・シノヅカ(22)姿があった。

 8月に新加入した22歳は1、2本目に左MFでプレー。得意のドリブル突破からポストを直撃するシュートを放つと、集まった横浜サポーターから「おお〜!」という歓声が上がった。本人は「出場できたことが良かったが、決めきらないと…。結果を出したかった」と悔しがったが、指揮官は「彼のプレーは良い意味で驚きだった。サイドでのスピードを生かした攻撃は素晴らしかった。運動量はまだ足りていないが、良いプレーを見せた」と高評価を与えた。

 日本人の父とロシア人の母を持ち、今年5月までロシアの強豪スパルタク・モスクワのリザーブチームでプレー。13年にはU―18ロシア代表にも選出されており、今後が楽しみな若手だ。

 そんな華麗な経歴を持つシノヅカだが、現在の移動手段は公共交通機関。ロシアで取得した運転免許証の切り替えが済んでいないためで、横浜加入後しばらくは地元の千葉県我孫子市から片道約2時間の電車通勤で練習に参加していた。朝10時から始まる練習に向け6時すぎには家を出発し、満員電車に揺られる日々を過ごした。先月末に無事、横浜市内への引っ越しが完了し、練習場への移動も「電車で10〜15分くらい」とスムーズに。「まだ新居に家具が届いていないんです。家には床しかない(笑)」そうだが、移動の負担は格段に減った。

 しばらくは電車移動を続けるとのことで、毎日電車を使用する社会人としてはなんだか親近感が沸いてくる。モンバエルツ監督も「(斎藤)学、マルティノスがいて、そこを補強する選手として非常に楽しみ。リーグ終盤に向けてプラスの力になってくれるはず」と試合でのメンバー入りの可能性も示唆。現在リーグ2位と好調のチームと、その新星にぜひとも注目していただきたい。(井上 侑香)

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