杉本初招集!いきなり“大一番”も準備万端「気持ちこめる」

[ 2017年8月25日 05:30 ]

練習終了後、ちびっ子サポーターに囲まれるC大阪・杉本
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 日本サッカー協会は24日、W杯アジア最終予選オーストラリア戦(31日、埼玉)、サウジアラビア戦(9月5日、ジッダ)に臨む日本代表を発表し、FW杉本健勇(24=C大阪)が初招集された。今季はJ1で得点ランク2位につけ、6、7月には7戦8発とゴールを量産。好調ぶりを評価され代表入りを果たした。かつて地元でケンカ番長だった大型ストライカーが、W杯切符獲得のためにゴールを奪いにいく。

 吉報は帰宅後に届いた。午前中にC大阪で練習を終えた杉本は、日本代表に初招集されたことを強化部門トップの大熊清氏から電話で告げられた。すでにクラブハウスを離れていたため、広報を通じてオーストラリア戦とサウジアラビア戦への抱負をコメントした。

 「自分の持っている力を日本代表のために出して、良い結果を残せるよう頑張ります。また、勝利のために全力を尽くしたいと思います」

 W杯切符が懸かった大一番を前にしたタイミングで初選出されたことが、期待度の大きさを物語る。今季はC大阪の1トップとして得点力を発揮。6、7月には7戦8発とゴールを量産するなど、ここまで14ゴールを挙げ得点ランク2位につける。その好調ぶりを買われ、FW陣では唯一となる国内組からの選出になった。

 身長1メートル87で高い身体能力を誇る大型ストライカーは、昔から体が大きかった。出身の大阪市生野区では小学生の頃からケンカ番長として知られ、中学生にケンカを売られるほどの存在だった。現在はJ1の舞台で相手DFと戦っており、ハリルホジッチ監督が常に求める「デュエル(決闘)」をピッチで体現。勝てば6大会連続のW杯出場が決まるオーストラリア戦は激しいバトルとなることが予想される中、局面の戦いには自信を持っている。肉弾戦も上等だ。

 ハリルホジッチ監督には「質が高く、さらに体格もある珍しいタイプ」と評され「大迫や岡崎よりコンディションが良いことを見せれば、プレ―する可能性もある」と言葉を送られた。初めての国際AマッチがW杯最終予選となるかもしれない中で「(周りとの)イメージとかコンビネーションをやっている暇はない。気持ちのこもったプレーが大事になってくる」と杉本。熱いハートも持った点取り屋が、W杯切符を懸けた大一番で暴れ回る。

 ◆杉本 健勇(すぎもと・けんゆう)1992年(平4)11月18日、大阪府出身、24歳。C大阪の下部組織を経て、10年にトップ昇格。12年シーズン途中にJ2東京Vへ期限付き移籍し、ロンドン五輪にも出場する。五輪後にC大阪へ復帰し、15年は川崎Fでプレーし、16年から再びC大阪へ。1メートル87、79キロ、利き足は右。

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