内田、今夏シャルケ退団か…昨年復帰も“構想外”地元紙報じる

今夏にシャルケを退団する可能性が浮上したＤＦ内田
Photo By スポニチ

　シャルケのＤＦ内田篤人（２９）が今夏、退団する可能性が出てきた。１９日付の地元紙ビルトなどが報じた。内田は１８日に代理人の秋山祐輔氏を伴って、クラブ幹部と去就について話し合いを持った。右サイドのポジション争いは熾烈（しれつ）を極め、テデスコ監督は内田に対し、出場機会がほぼないことを伝えたという。秋山氏は退団も選択肢としてクラブ側と話し合ったことを認め「シャルケに残る、残らないも含め、選手にとって何がベストか考えて数日で結論を出したい」と述べた。

　内田は１５年６月、右膝膝蓋（しつがい）腱を手術、昨年１２月に欧州リーグ、ザルツブルク戦で約１年９カ月ぶりに復帰を果たしたが、昨季の公式戦出場はこの１戦だけ。テデスコ監督の“構想外”なのが実情だ。

　シャルケで迎えた８年目のシーズン。来年はＷ杯ロシア大会を控えており、内田も移籍を視野に入れているもよう。今後の動向から目が離せなくなってきた。