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浦和と対戦 シャペコエンセ指揮官「チームも再建の時期 日本の事例を反映したい」

[ 2017年8月14日 15:40 ]

会見するシャペコエンセ・エウトローピオ監督
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 昨年のルヴァン杯王者と南米カップ戦王者が激突するスルガ銀行チャンピオンシップ(15日、埼玉)で浦和と対戦するシャペコエンセのエウトローピオ監督とDFアポジが14日、さいたま市内で前日会見に臨んだ。

 昨年11月にコロンビアへ向かう航空機の墜落事故で選手、監督ら多くの犠牲者を出したシャペコエンセ。DFアラン・ルシェウら事故から生存した3人の選手は今回来日しなかったが、指揮官は「彼らが常々我々に示してくれるメッセージがある」と3人からのメッセージを会見で明かした。それは「人生を最大限に生きるということ。生きている中で、常に自分が愛していることをやること」だという。

 エウトローピオ監督は15年から16年にかけてもクラブを率い、事故に遭った当時のチームの基礎を築いた。事故当時は元J1神戸指揮官のカイオ・ジュニオール氏が率いていたが、先月再び指揮官に就任。会見の冒頭ではまず「日本に来ることができてとても光栄。日本は世界に向けて、災害の後にどう再建するかを示した国。我々チームも再建の時期にある。日本の事例を我々のチームにも反映したい」と語り、「この国際タイトルをブラジルに持って帰りたい」と勝利への思いを口にした。

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2017年8月14日のニュース