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フローニンゲン堂安 開幕戦でデビュー「楽しかった 全てにおいて速かった」

[ 2017年8月14日 08:20 ]

オランダ・エールディビジ開幕戦   フローニンゲン3―3ヘーレンフェー ( 2017年8月13日 )

ヘーレンフェイン戦の前半、攻め込むフローニンゲンの堂安(中央)
Photo By 共同

 G大阪からオランダ1部フローニンゲンに期限付き移籍したU―20日本代表MF堂安律(19)が13日、ヘーレンフェインとの開幕戦でデビュー。後半途中までプレーし、MF小林祐希(25)との日本人対決が実現した。

 堂安と小林はともにスタメン出場。前半5分にはパスを受けた堂安が右足でシュート。惜しくもゴール左に外れたものの、果敢な攻めを見せた。同33分には小林に対して堂安が激しくチェック。スライディングを受けた小林はしばらく倒れ込み、堂安には警告が出された。堂安は後半18分に途中交代。小林はフル出場した。試合は3―3で引き分けた。

 「雰囲気もよかったので、楽しめた。初戦ということで良い緊張感があった」とデビュー戦の手応えを語った堂安。左サイドでの先発には「もっと自由に動けるようにならないと。自分を中心としたサッカーをできれば理想だが、それができないので。もっと上手くコミュニケーションを取りながらやりたい」と今後の課題を挙げた。

 小林との日本人対決が早くも実現し、「楽しかったですね。そういう日本人の選手が相手にいるっていうのは。モチベーション的にも上がる」と刺激を受けた様子。Jリーグとの違いを「全てにおいて速かった。ちょっと違うレベルのサッカー感だなとは感じました」と驚きとともに振り返った。

 開幕戦での先発出場にも「出られないと意味ないので。そこは通過点というか、当たり前のことかなと思います」と慢心はなく、「二桁は取りたいですけど。早めに1点取れれば、全然できるかなと思います」と二桁得点を今季の目標に掲げた。

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