×

浦和 15試合ぶり無失点で1カ月ぶり勝利 関根ラスト戦飾る

[ 2017年8月9日 21:29 ]

明治安田生命J1第21節   浦和1―0甲府 ( 2017年8月9日    中銀スタ )

<甲府・浦和>サポーターを背にサムアップする浦和・関根
Photo By スポニチ

 浦和が1―0で甲府に勝ち、指揮官交代2戦目で堀孝史新監督(49)初白星。この試合を最後にドイツ2部インゴルシュタットへ完全移籍することが決まっているMF関根貴大(22)のラストマッチを飾った。

 浦和は前半19分、MF柏木陽介(29)の技ありループシュートがゴール右上に決まって先制。7月9日の新潟戦(埼玉)以来4試合ぶりの勝利は4月16日のFC東京戦(味スタ)以来15試合ぶりとなる無失点での白星で、後半38分までプレーした関根は試合後、浦和サポーターの陣取るスタンドへ向かって拡声器を通じて挨拶し、涙を流すシーンもあった。

 「何試合ぶりかの無失点ということで、最後は押し込まれる部分もありましたが、選手たちはよく体を張って守ってくれたと思います」という堀監督は、関根について「ちょっと気持ちが入り過ぎていた部分があったのかもしれないですが、それも彼ですし、今後あっちにいって一回り大きくなってる姿を僕たちに見せてくれたらなと思います」とエール。

 自らの決勝ゴールで関根を送り出す形となった柏木は「若い選手がチャレンジするのはすごくいいこと。チームにとっては関根が抜けるというのは苦しいことではあるが、チャレンジしてほしいっていう中で勝利で終われたっていうのは非常にうれしく思う」と話した。

続きを表示

この記事のフォト

2017年8月9日のニュース