京都　関西学生選抜に勝利　指揮官「もう少し状況判断を良くしないと」

　Ｊ２京都は６日、関西ステップアップリーグ・関西学生選抜戦を行い、２―０で貫禄勝ちを収めた。前日５日のＪ２リーグ・岡山戦に出場しなかった若手メンバーが中心ながら前半６分と３４分にＭＦ仙頭啓矢（２２）が連続ゴールを決めた。

　布部陽功監督（４３）は「選手に判断させ、選手が工夫してやってくれた」と一定の評価はしつつも「前半のラスト５分くらいからゲームの流れを読まずに、パスミスが４回連続で続いた。そこは注意しました。もう少し状況判断を良くしないといけない」と試合運びに苦言を呈した。

　チームは福岡戦（１１日、西京極）、水戸戦（１６日、ケーズデンキ）、大分戦（２０日、西京極）と夏場の連戦が控えている。さらに福岡戦はＤＦ石櫃洋祐（３４）とＭＦ吉野恭平（２２）が出場停止。戦力の突き上げが必要な中、指揮官はさらなる成長を促した。