×

鹿島 濃霧中断乗り越え快勝、土居先制弾に笑み「思い通り」

[ 2017年8月6日 00:01 ]

明治安田生命J1第20節   鹿島2―0仙台 ( 2017年8月5日    カシマ )

<鹿島・仙台>前半、濃霧の中、ゴールを決めた土居(中央)
Photo By スポニチ

 濃霧に包まれた影響で試合が中断するアクシデントもあった中、鹿島がホームで仙台を2―0で下した。前半ロスタイムに決めたFW土居聖真(25)の先制点が試合を動かした。

 2トップの一角で先発した土居は、MF中村からのスルーパスに反応。右足でワントラップしてスピードに乗ったまま前進すると、2タッチ目でゴール左に突き刺した。「前半の途中から3バックの間を狙えと言われていた。(中村からの)パスのタイミングも、ラインとの駆け引きも、ファーストタッチ、シュートも良かった。思い通りだった」。会心の一撃を笑顔で振り返った。

 4月1日の大宮戦以降、長らくリーグ戦のゴールから遠ざかった。進化を追い求めて試行錯誤した時期もあった。6月頃に筋肉をつけようと増量したが、持ち味のスピードや運動量が減少。「土居聖真は走ってなんぼだと思っている」。切れのある体に戻し、15試合ぶりの得点を奪った。「(ゴールに思いを)込めましたね、だいぶ。ホームでも長い間点を取れていなかったので。やっと結果に表れて良かった」。土居の霧は晴れた。

続きを表示

2017年8月5日のニュース