×

なでしこ、ライバル米に完敗…1分け2敗終戦“創造性”道半ば

[ 2017年8月5日 05:30 ]

4カ国対抗   日本0―3米国 ( 2017年8月3日    カーソン )

<日本・米国>相手と競り合う横山=右(AP)
Photo By AP

 サッカー女子の国際親善大会、4カ国対抗最終日は3日、米カリフォルニア州カーソンで行われ、なでしこジャパンは米国に0―3で敗れ、1分け2敗で大会を終えた。FIFAランキング6位の日本は、同1位の米国からゴールを奪えず完敗。米国は2勝1敗。オーストラリアはブラジルに6―1と大勝し、3戦全勝。ブラジルは1分け2敗だった。

 高倉監督の初陣だった昨年6月の米国戦で、日本は退場で1人少ない10人になりながら後半ロスタイムに追い付いた。だが、1年たち攻守で差が開き、3失点で完敗。ライバルの背中は遠く離れた。

 11年女子W杯を制した佐々木前監督時代より、高倉監督は決まり事を減らして創造性を高めている。「方向性は選手に伝わっていると思う。間違った道は行っていない」と指揮官。だが、今大会は1勝もできずに終わった。鮫島(INAC神戸)は「この大会があって良かったと思えるようにしていくしかない」と今後に目を向けた。

続きを表示

2017年8月5日のニュース