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新潟 6連敗でストップ、FC東京とドロー 光明の勝ち点1

[ 2017年7月31日 05:30 ]

明治安田生命J1第19節   新潟1―1FC東京 ( 2017年7月30日    味スタ )

<FC東京・新潟>前半、ゴールを決めた新潟・チアゴ・ガリャルド(右)
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 アルビレックス新潟はアウェーでFC東京と対戦し1―1で引き分けた。前半12分にMFホニ(22)のFKをMFチアゴ・ガリャルド(28)が頭で決めて先制するも、後半21分にFWピーター・ウタカ(33)に同点弾を決められてしまった。5月20日の札幌戦以来の勝利はならなかったがチームワーストだった連敗を6でストップさせ、アウェーで勝ち点1を積み上げた。

 練習の成果が結果となって表れた。前半12分。MFホニのFKをMFチアゴがダイビングヘッドを決めて先制点を挙げた。ホニは「蹴る瞬間に集中して蹴る」と狙い通りのFKでチアゴの今季2ゴール目をアシストした。

 後半21分にFWピーター・ウタカに同点弾を決められてしまったが、失点後も粘り強く守って、連続失点は許さなかった。

 リーグ戦再開、気持ちも新たに迎えた一戦は1トップにFW平松が今季初先発を果たしたほか、J2名古屋から移籍のDF大武、MF磯村が先発メンバーに名を連ねた。これまでボランチだったMF小泉が右SBに入り、ボランチに磯村。J1での試合に「J1は素晴らしい場所。そこでプレーできるのは幸せ。味方との距離感を意識しながらやりたい」と落ち着いたボールさばきを見せた。

 リーグ戦の中断期間中は聖籠町のクラブハウスで“ミニキャンプ”を敢行。2部練習を行いフィジカルの強化とともに、積極的に選手がコミュニケーションを図るようになりチーム力が底上げされた。特に課題だったセットプレーの守備には時間を割き、これまでのマンツーマンからゾーンに変えて、スペースを守る守備を強化。呂比須監督は「自分のゾーンを守るためにボールにアグレッシブにいくことを徹底させた」と連日1時間もかけてみっちりと体に染みこませた。勝ち点3は奪えなかったが、連敗は6でストップ。この勝ち点1が今後につながる大きなものとなったはずだ。

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2017年7月31日のニュース