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清水 流れはつくった「堅いチームから2点取れたことは良かった」

[ 2017年7月29日 22:41 ]

明治安田生命J1第19節   清水2―2横浜 ( 2017年7月29日    日産ス )

<横浜・清水>前半、横浜・斎藤のPKを止めた六反(左から2人目)と喜ぶ清水イレブン
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 清水は敵地で横浜に2―2で引き分け。リーグ戦で初めて先発2トップを組んだFW鄭大世とFW長谷川のアベック弾に加え、GK六反のPKセーブで勝ち点1を拾った。

 1―2の前半45分、古巣戦だった六反が元同僚・MF斎藤のPKを止めてから、流れは少しずつ変わった。後半25分、鄭大世がペナルティーエリア内で左からのボールを合わせ、4戦ぶりのゴールで同点に。今季8得点目のエースは「今は自分に流れが来ていない」と不調続きだったが、その間も小林伸二監督(56)に改善点を聞きに行くほど貪欲。「メンバーを外れてからでは遅い。外れる前なら今からプラスアルファにできるから。成長しないと面白くない」と努力を重ねた成果を発揮した。

 長谷川は0―1の前半24分に右CKを頭で合わせ、J1では3年ぶりの得点。「ホッとしましたし、うれしいです」と安どの表情だ。シーズン序盤に苦手としていたセットプレーでの得点は、直近の公式戦6試合で10得点中、5得点目。1メートル87の長谷川、1メートル86のDFカヌらが相次ぐ怪我人により先発入りし、高さを生かして攻撃の幅が広がりつつある。

 終盤は攻め込みながら決定力を欠いたが、指揮官も「堅いチームから2点取れたことは良かった」と評価。勝ち切れなかったが、中断後の初戦で流れはつくった。

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2017年7月29日のニュース