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原博実副理事長 古巣・浦和に「あまり触れたくない。あんな感じです」

[ 2017年7月24日 13:46 ]

 Jリーグの原博実副理事長(58)が24日、都内で取材に応じ、29日のJ1リーグ再開を前に18節までの戦いを総括した。

 首位に立つC大阪について「山村の活躍が大きい」とセンターバックからトップ下にコンバートされて7得点を挙げた山村の活躍を評価。2位の鹿島は「監督が交代して良い流れになっている」と石井前監督から大岩監督への交代が奏功していると分析した。

 3位の川崎Fは「結果にもこだわる新しいフロンターレができつつある。勝負弱いフロンターレが変わりつつある」と指摘。4位の柏は「ルヴァン杯で若手が出てきたのが大きい」とルヴァン杯の活躍で定位置を勝ち取った手塚の成長が好調の要因であると結論づけた。

 5位の横浜は「中沢は大したものだね。いける場面といけない場面が分かっている。いかれても最低限のコースを切るとか、ヘディングされても最後は体をぶつけるとかができる」とリーグ最少タイ15失点の堅守を支える39歳のベテランDFを絶賛した。6位のG大阪は「倉田、井手口が伸びている。ここから上がってくるでしょう」と予想。7位の磐田については「俊輔がマリノス時代より若返った印象。新鮮な気持ちでプレーして、うまくフィットしている」と語った。

 失速中の8位の浦和については「あまり触れたくない。あんな感じです。失点が多い。あっさりやられる失点が多く、チーム全体が自信をなくしている」と厳しく評価した。9位の神戸は「ポドルスキが入ってどう変わるか」と新加入の大物助っ人に期待。10位のFC東京に関しては「(中位が)定位置になってきましたね」とだけ触れた。

 残留争いについては「混戦。清水ぐらいまでは降格の可能性があるのではないか」と勝ち点21で12位の清水以下、13位の仙台、14位の甲府、15位の札幌、16位の大宮、17位の広島、最下位の新潟の7チームに降格の可能性があると予想した。

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2017年7月24日のニュース