ＦＣ東京５失点も「いい刺激」　新布陣３バックに手応え

マインツ戦に先発したＦＣ東京のＧＫ林
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　Ｊ１のＦＣ東京は１９日、ミュンヘン近郊で行われた国際親善試合で武藤嘉紀の所属するドイツ１部のマインツと対戦し、２―５で敗れた。前半を０―０で折り返したＦＣ東京は、後半に立て続けに失点。永井謙佑らがゴールを挙げたが及ばなかった。Ｊ１中断期間を利用してのドイツ遠征を２連敗で終えた。

　ＦＣ東京は１８日のアウクスブルク戦に続いて３バックの新布陣を試した。大敗にも篠田監督は「守備と攻撃、両方を詰めていかないといけないけど、とてもいい刺激になった」と総括した。

　無失点だった前半の４５分間に出場し、最後尾から大声で指示を飛ばしたＧＫ林は「やり方が決まれば、選手は気持ちよく動けるなというのは、この２試合で感じられた」と新たな戦い方にも可能性を感じた様子だった。

　古巣との対戦だった武藤はＦＷで先発し、２―１の後半途中に無得点で退いた。（共同）