２０年東京五輪サッカー競技、カシマスタジアムが追加会場に

　２０年東京五輪パラリンピック委員会の武藤敏郎事務総長は１０日、スイス・ローザンヌで行われている国際オリンピック委員会（ＩＯＣ）理事会で、茨城県立カシマサッカースタジアムがサッカー競技の追加会場として承認されたことを発表した。

　テレビ会議に参加した武藤事務総長は「東京五輪の大きなテーマは復興。東日本大震災で大きな被害を受け、国際サッカー連盟などに支援を受けたカシマスタジアムは会場にふさわしいとのことだった」と説明した。なお、サッカーの他の６会場は新国立競技場での実施日程などが未定のため承認は見送り。追加された新種目の競技会場とともに年内のＩＯＣ理事会での承認を目指す。