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ポドルスキ“全開発進”凄すぎ!初練習で強烈左足シュート披露

[ 2017年7月8日 05:30 ]

明治安田生命J1リーグ・第18節   神戸―仙台 ( 2017年7月8日    ノエスタ )

試合形式の練習でシュートを放つポドルスキ(左手前)
Photo By スポニチ

 神戸に完全移籍で加わった元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキ(32)が7日、来日から一夜明け、神戸市西区での練習に初参加した。さっそく全体メニューをすべて消化し、ミニゲームでは強烈な左足シュートを披露。チームメートたちの度肝を抜いた。午後にはメディカルチェックを実施。8日の仙台戦(ノエスタ)をスタンド観戦する。

 ド派手な来日から一夜明け、ポドルスキが神戸の練習場に現れた。午前9時頃。田中社長に迎えられてピッチに入ると、初めて顔を合わせるチームメートやスタッフらと円陣を作った。大物助っ人のオーラを隠しつつ、約1分間、通訳を介してあいさつをした。

 「自分はすごい長い旅をしてきて疲れているけど、みんなと会えて、ピッチに来られてうれしいです。僕にやれることはもちろん、みんなも僕を助けてください。みんなと何かを成し遂げられたらいいなと思います。よろしくお願いします」

 同僚たちから温かい拍手を受けた“新参者”は、合流1日目にして全体練習に参加。ボール回しを終えた後は、試合前日恒例のミニゲームに加わった。利き足の左足でアシストするなど見せ場をつくりつつ、衝撃を与えたのは終了間際だった。右からのクロスを胸でトラップすると、左足で強烈なシュート。何とかセーブしたGK吉丸が「速くて見えない感じがあった」と言えば、DF渡部は「日本人では考えられないボールの質」と驚いた。

 約1時間の全体練習をすべて消化した本人は「最初の日なので楽しくいきました」と涼しい顔。「(調整期間は)2〜3週間あるんで、最初の試合に向けてやっていきたい。(時差ぼけも)時間が経てば大丈夫」と続けた。午後に実施したメディカルチェックが長引いた影響で、予定していた神戸市役所の表敬訪問は延期となったものの、今後は徐々にペースを上げていく見込み。8日の仙台戦をスタンド観戦し、まずはチームの現状を見極める。

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