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神戸“御前試合”赤っ恥0―5…ネルシーニョ監督進退問題も

[ 2017年7月2日 05:30 ]

明治安田生命J1リーグ・第17節   神戸0―5川崎F ( 2017年7月1日    等々力 )

<神戸・川崎F>試合に敗れ、肩を落とす神戸イレブン
Photo By 共同

 神戸は敵地で川崎Fに0―5と大敗した。三木谷浩史会長の目前で赤っ恥の3連敗を喫し、ネルシーニョ監督の進退問題に発展する可能性が浮上した。

 神戸が総帥の前で惨敗し、ネルシーニョ監督の進退問題に発展する可能性が浮上した。敵地に乗り込んだ川崎F戦は、今季ワーストとなる5失点を喫し今季2度目となる3連敗。クラブトップの三木谷会長が観戦に訪れた一戦で0―5と一方的な試合内容で敗れたこともあり、クラブ関係者は指揮官の去就について「(どうなるかは)分からないです」と言葉を濁した。

 開幕4連勝を飾りながら、主力に故障者が続出したこともあり徐々に失速。前半戦を終え7勝2分け8敗と負け越して折り返すことになった。複数の関係者によると、クラブはすでに水面下で後任監督の人選に着手。欧州路線を中心に調査を進めているという。吉田孝行ヘッドコーチが監督を務められるS級ライセンスを有しており、後任が決まるまでの監督代行となる可能性もある。

 元ドイツ代表FWポドルスキの来日を6日に控えながら、苦戦する神戸。右太腿裏肉離れから復帰したDF高橋峻が再び同箇所を痛めて負傷交代するなど、悩みは尽きない。就任3年目で今季が集大成となるはずだったネルシーニョ監督は、試合後に「(現在は)6人の主力を欠いている。ケガ人が出ていることがチームに大きく影響してしまっている」と厳しい表情だった。

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