Ｊ３福島「桃色ユニ」で巻き返す　７、８月の４戦＆10・８着用

Ｊ３福島の桃色ユニホーム
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　「桃魂」ユニホームで巻き返しだ。Ｊ３福島が「ふくしまの桃」のＰＲと、県産品の風評被害を払拭（ふっしょく）する活動の一環として、ピンクを基調としたユニホームを着用することが２３日、分かった。７、８月のリーグ戦４試合と、提携関係にあるＪ２湘南の本拠地・ＳｈｏｎａｎＢＭＷスタジアム平塚で行われる１０月８日のホーム富山戦で使用する。

　クラブはこれまで風評被害払拭活動を独自で展開。選手が生育に携わった桃やリンゴの生産や、主に首都圏で行われるアウェー戦で農産品などを販売する「ふくしマルシェ」を開催した。こうした活動を見守ってきた県との共同企画として桃色ユニホームを作成。背中には県が農林水産物のＰＲプロジェクトとして進める「ふくしまプライド。」のロゴが入る。

　３０日には内堀雅雄県知事（５３）らが参加し、県庁でお披露目を予定。開幕４連勝したものの、現在はリーグ１０位と波に乗り切れていないが、特産品ＰＲの使命と地元の誇りを背負って再浮上を狙う。