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清武、全快アピール!C大阪快勝 右太腿OK、先制アシスト

[ 2017年6月22日 05:30 ]

天皇杯2回戦   C大阪2―0新潟医療福祉大 ( 2017年6月21日    金鳥スタ )

先制点をアシストし、完全復活をアピールしたC大阪・清武
Photo By スポニチ

 各地で32試合があり、C大阪は新潟医療福祉大と対戦し、前半10分に日本代表MF清武弘嗣(27)のアシストからMF水沼宏太(27)が先制ゴール。2―0で初戦を突破した。初出場の福島県1部のいわきFCは延長の末、札幌を撃破。筑波大も仙台を破るなど4チームがJ1クラブから金星を挙げた。G大阪は3―0でヴェルスパ大分に圧勝。連覇を狙う鹿島も大勝した。

 大学生が相手でも容赦はしなかった。前半10分、ボールを受けた清武がタメを作り、最終ラインの裏へスルーパス。走り込んだ水沼が先制点を奪うと、同19分には田中が追加点を挙げた。圧勝とはならなかったとはいえ、序盤で勝負を決めた選手たちをC大阪の尹晶煥(ユン・ジョンファン)監督は評価した。

 「リズムを早く取り直すことができた。多く得点することはできなかったが、試合運びは次につながる」

 直近のリーグ清水戦に引き分け連勝がストップ。再びチームに良い流れを作ろうと意識して天皇杯初戦に臨み、MF山口ら主力を起用し勝ちきった。

 右太腿の故障から復帰2戦目となった清武も完全復活に近づいた。5月28日の神戸戦以来となるスタメンで先制点をアシスト。後半17分に途中交代するまで、トップ下の位置でボールに絡み続けた。「右(MF)とトップ下は違うけど、トップ下なら何かひとつ仕事をしたいと思っている。ひとつのオプションになれば」。現在、2位につけるリーグ戦ではMF山村のトップ下が機能。今後に向けて新たにうれしい悩みも出てきた。

 中3日でリーグ仙台戦(25日、ユアスタ)を控え、指揮官は清武について「次の試合は先発で考えています」と語った。この1勝を弾みに、首位浮上の可能性がある一戦に挑む。

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2017年6月22日のニュース