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倉田 長沢決勝弾アシスト!W杯予選での経験糧に成長

[ 2017年6月18日 05:30 ]

明治安田生命J1第15節   G大阪1―0神戸 ( 2017年6月17日    ノエスタ )

<神戸・G大阪>後半25分、倉田のアシストから先制ゴールを決めた長沢(左)
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 日本代表の肩書はダテではない。満身創痍(そうい)の中、勝負を決めたのはG大阪のMF倉田だった。「GKとDFの間の相手が触れないくらいを狙った」。後半25分、左サイドでパスを受けるとDFをかわして右足で高速クロス。長沢の頭に合わせ、決勝点をアシストした。

 気温37度を超える灼熱(しゃくねつ)の地テヘランでのアジア最終予選イラク戦(13日)から中3日。イラク戦の後半途中から出場した疲労は残っていた。神戸に押し込まれる展開で「最後までやりたかったけど、あれ以上は迷惑が掛かった。急にドーンと疲れた感じになった」と後半40分で交代。それでも1本のパスで戦局を変えた10番に、視察した日本代表の手倉森コーチも「仕事したね」と声を弾ませた。

 守っては日本代表GK東口と同DF三浦を軸に無失点。3位は変わらないが、1試合消化が少ない中で首位・柏とは勝ち点差3に縮めた。「こういう試合で勝つのが優勝するチーム」と倉田。ハードなW杯予選を経験し、また一つ成長の跡を示した。

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2017年6月18日のニュース